ダサイおさむの読書部屋

漫画感覚で読める様な本(基本小説)を求めています。本を読むときの参考にして頂けたら管理者として、こんなに嬉しい事はありません^ ^

デビュー1作目

東野圭吾さんの「加賀恭一郎シリーズ」の完結編です。2013年の作品になります。このシリーズは累計1000万部を超えてるそうです😮。すごいですね😅。

 

この作品は吉川英治文学賞を頂いているそうです。私には、よくわかりませんが(笑)。

 

テレビでも「新参者」「麒麟の翼」「赤い指」「眠りの森」の順番で放送されました(多分)。この作品も去年映画になりました。

 

いわゆる「刑事物」なんですが。ただ事件を解決するだけではなく、それによって傷ついた周囲の方々の心をも救っていくストーリー展開がとても気に入っています。「赤い指」「麒麟の翼(映画)」を、観ると分かりやすいと思います。

舞台は東京のアパートと住居を持たない方の
2名の他殺体が発見された所から始まります。

アパートの、その方を捜査していると、ある
親子(両親とひとり娘)が捜査線状に浮上します。

 

その母親は家庭をかえりみず、父と娘をほったらかしで遊び回った挙句。多額の借金を残した上、勝手に離婚して蒸発。残された父娘の元には毎日の様に取り立て屋が家に押しかけ、命の危険を感じた父はやがて夜逃げを決意します。

しかし、逃げた先で偶然出会った一人の男に
よって更なる悲劇に巻き込まれていきます、、。


その事がキッカケとなり父娘が取った
行動とは?皮肉な運命に翻弄された
2人の幸せとは何だったのか、、。

 

そして、この出来事が例の事件と、どう結びついていくのか??全く関連性の無い様に思えるのに読み進めて行くと、次第につながっていきます。そして犯人は一体誰なのか??

 

400ページ近くありますが、東野さんの作品は今作に限らず先が気になって仕方ないので、意外と早く読み終えると思います(私は)。

 

モチロン架空の設定なんですが、妙にリアルで
人間の隠と陽が見事に表現されていると
思います。

 

読んだ方と是非意見交換したい作品の一つです、

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